欅坂46が櫻坂46に改名したのはなぜなのでしょうか?
・絶対的センター平手友梨奈脱退と関係?
・コロナの影響?
・CD売上のカラクリとひらがな独立が関係?
・実は想定内だった?
など、改名の理由を5つの説に分けて考察していきます。
欅坂46って名前が変わったんだよね?
なんでなのかな?
ちょっと調べてみたけどよくわからなくて。
その理由は一つではなく、色々なことが重なってそうなったんだと思います。
デビューからずっとこのグループを見てきた私が、改名の理由を考察していきますね。
改名の理由1:絶対的存在だった平手友梨奈の脱退
まずは改名の理由を考察その1、絶対的存在だった平手友梨奈の脱退です。
平手はデビューシングル「サイレントマジョリティー」から8thシングル黒い羊まで、
全シングルでセンターを務めた、まさに絶対的な存在。
バンドで言えばメインボーカルのような存在。
そんなメンバーがいなくなったことで、グループは今後どうしていくのか、立ち止まって考え直す必要があった。
改名の理由2:新型コロナ流行でライブ・握手会ができない
改名の理由を考察その2、新型コロナ流行です。
「新型コロナ流行でライブ、握手会ができなくなってしまったから」という理由。
2020年の初め辺りから、新型コロナが流行。
このことで、様々なアーティスト、アイドルなどが影響を受けることになりました。
ライブや握手会もできなくなってしまった。
欅坂46はライブパフォーマンスが強みのグループ。
そんなグループが、通常通りのライブが出来なくなってしまった。
3つの坂道グループの中でも、特にダメージを受けたといえるでしょう。
コロナの期間中に、今後のグループの方向性を見つめなおさなければならなくなったのです。
改名の理由3:CD売上カラクリ説
改名の理由を考察その3「CD売り上げカラクリ説」です。
これはいったいどういうことなのでしょうか?
このことを解説する前に、まずはグループの歴史を抑えておく必要があるので、まずはそこから説明していきますね。
欅坂46はメンバー21人でスタート。
その後、後から合流した長濱ねるを中心としたアンダーグループ「けやき坂46(ひらがなけやき)」が誕生。
欅坂46の中に、欅坂(漢字欅)とけやき坂(ひらがなけやき)という2つのグループができ、活動していくことになりました。
まとめてみると…
その後、ひらがなけやきが日向坂46に改名し、別グループとして独立することになりました。
当時、坂道など多くのアイドルグループはCDに握手券を付けて販売しており(現在はミーグリ)、
欅坂のメンバー数も約40人もいたことで、売り上げも好調でした。
しかし、ひらがなけやきが日向坂46として独立したことで、約半数のメンバーがいなくなることになってしまった。
このことによって、次のシングルはCD売り上げが大幅に減少することが避けられなくなってしまったのです。
誰がセンターだったとしても、どんな名曲がきたとしても、それが避けられなくなってしまった。
このような背景を知っているファンなら、売り上げが落ちても、まあ仕方ないなと思うかもしれません。
でも、この背景を知らない一般の人たちはどう感じるでしょうか?
「だいぶ人気落ちたんだな」
「やっぱりセンターは平手じゃないとだめなのか」
きっとこんなふうに感じてしまうでしょう。
このような背景があり、新作シングルCDが発売しづらい状況にどんどん追い込まれていったのです。
これが改名の理由を考察その3「CD売り上げカラクリ説」です。
改名の理由4:低音声減少説
そして改名の理由その④「低音声減少説」です。
「低音ボイスの歌声メンバーが次々に卒業し、別グループの曲のように聞こえるから」という説。
これはいったいどういうことなのでしょうか?
欅坂46の歌声は、メインボーカルのような存在の平手をはじめ低音声が多く、それが他のアイドルグループとの差別化になっていました。
この時期、9thシングルで初めて選抜制度が導入されたのですが、同じく低音の織田奈那、石森虹花らが選抜落ちしたことで、低音ボイスのメンバーが少なくなっていきました。
そして、理由①のところで触れた、絶対的エースだった平手友梨奈の脱退。
当時、これが9thシングルだったのではと言われていた「10月のプールに飛び込んだ」の音源が公開されたとき、
「あれ?なんかこれまでと違う」
「普通のアイドルの曲と変わらない」
「別グループの曲のように感じる」
このような歌声の変化に違和感を覚えるファンの声が多数挙がっていました。
欅坂46の曲の特徴であり、他のアイドルグループとの差別化につながっていた低音の歌声がなくなってしまったのです。
これが改名の理由を考察その4「低音声減少説」です。
改名の理由5:想定内説
そして、改名の理由を考察その5「想定内説」です。
「改名は実は想定内で、元々選択肢としてあったのでは?」という説。
実は、このグループが改名するのは初めてではないのです。
え!? 前は違う名前だったの?
そう、このことを知らない人も多いはず。
櫻坂46への改名は、2回目、いや3回目の改名とも言えるのかもしれません。
これはいったいどういうことなのでしょうか?
解説していきますね。
元々、欅坂46は「鳥居坂46」という名前でデビューする予定でした。
でも、メンバーお披露目会見のときに「欅坂46」にグループ名を変更することが決定されたんです。
ここでいきなり改名しているんですよね。
そして次に、欅坂46(漢字欅)のアンダーグループとして活動していた「けやき坂46(ひらがなけやき)」が、日向坂46に改名し、別グループとして分離、単独デビューすることになった。
これも考え方によっては、2回目の改名ととらえることもできるかもしれない。
そして、欅坂46の櫻坂46への改名。
まとめると…
1回目の改名:鳥居坂46 → 欅坂46
2回目の改名:けやき坂46 → 日向坂46(別グループとして独立)
3回目の改名:欅坂46 → 櫻坂46
このように運営は、改名は元々選択肢としてあって、グループに何か転機となるようなことが訪れたときに改名というカードを使う。
このように考えている可能性もあるのでは?と。
これが改名の理由その5「想定内説」です。
欅坂46から櫻坂46に改名の理由を考察まとめ
・絶対的存在だった平手友梨奈の脱退でグループの方向性を考え直す必要があった。
・新型コロナ流行で強みであるライブや、握手会ができなくなってしまった。
・ひらがなけやきが独立によってメンバー数が大幅に減少。次のシングルはCD売り上げが大幅に減少することが避けられなくなってしまい、新作シングルCDが発売しづらい状況に追い込まれていった。
・実は改名は初めてではない。元々想定内で、グループに転機となるようなことが訪れたときに改名というカードを使った?
このように、改名の理由はひとつではなく、
様々な要因が重なり、最終的には改名という選択肢を選んだのではないかと思われます。